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映画「きな子」が伝えるメッセージとは?
失敗続きの見習い警察犬と訓練士
信じ合う心がふたりを強くする
実話から生まれた絆の物語
たかが犬の映画と思っちゃいけませんね。
もちろんお子さんたちにも楽しめるわかりやすい映画ではありますが、
大人たちにも強烈に訴えかけるメッセージが込められてるような気がします。
未熟な訓練士と未熟な警察犬
「お前という未熟な訓練士を育てるためにきな子がおる!
きな子という未熟な警察犬を育てるためにお前がおる!」
名台詞ですね。
これはどんな人の人生にもあてはまるのではないでしょうか?
共に育てられているわけですよね。
赤ちゃんを産んだお母さんは、その日から新米ママのスタートです。
赤ちゃんを育てているつもりが、実は赤ちゃんによって母親という自分を育てられてもいるわけですね。
自分が育ててやってるんだ…!
こんな思いをもっていたら、それは驕りですね。傲慢です。
育てられていることに感謝できたら、きっとすべてのことに感謝が出来るのかもしれません。
それは人と人との関係のみならず、
この映画のきな子と杏子のように、犬と人間の間にも存在することかもしれません。